こんにちは、JOEです。
美容師歴1年と10ヶ月で個人売100万を達成した経験をもとに、美容師が日々のサロンワークで必ず行う【カウンセリング】そのコツをなんとなく噛み砕いて解説していきます。
あ、ゆったりそこそこで美容師やりたいんだってひとは回れ右でお願いします。
カウンセリングが大事な本当の理由
カウンセリングは仕上がりに直結すると言っても過言じゃないです、みなさんもよく知っていると思います。
カウンセリングでコツを掴み仕上がりの質が上がると、次回来店率が上がります。リピーターになってくれるということですね。
このリピーターさんは集客活動をしてサロンやあなたを知ってもらいたいという存在からサロンやあなたの売上になってくれる存在になりますよね。新規のお客様を呼び込むよりはるかに確実に数字に繋がりやすい存在になってくれてるんです。
月10人新規を読んでもカウンセリングのコツを知らず下手くそで10人失客させては意味がないんでね。
カウンセリングのコツ【マインド編】
カウンセリングの良し悪しは美容師のマインドの良し悪しで決まるといっても過言ではありません。
マインドとして一番意識してほしいのが
【お客様を不安にさせないこと】
お客様は施術が終わって鏡を見るまでは、常に不安を抱えているんですね。
「切られ過ぎたらどうしよう」
「本当にイメージ通りに染まるかな」
など、初めてのサロンであればなおさら不安に思うはずです。
なので、不安にさせないことをとにかく強く意識してください。
要は思いやりです。小手先のテクニックなんて求めずにカウンセリングのコツの土台はコレに尽きます。
カウンセリングのコツ【スキル編】
カウンセリングの流れは主に
①イメージを聞いて深掘りする〜
とかなんとかありますが、クソどうでもいいです、絶対聞くし(笑)
そんなわけで下にまとめていきます。
【想像力】
まずお客様の希望のイメージを聞くフェーズで大切なのが想像力です。
具体的な状況でお話します。
ムラサキにしたい方が二人いたとしましょう。
2人の希望のムラサキは全く同じ色です。
ですがどうやらムラサキにするのにも希望の色は全く同じなのに何故か2人にはムラサキにしたい理由の違いがありました。
1人は「むらさきが好き(まだやったことないからやってみたい)」
もう1人は「色落ちがキレイ"らしい"からムラサキにしたい」
果たしてこの二人のカウンセリングであとは細かく色味を決めて塗るだけ...それがベストでしょうか?
1人目のムラサキが好きな人は色味を決めてカラー剤を塗って問題ないと考えますが、色落ちを気にしている方への提案は、ムラサキ以外でも普段のスタイルに近くて色落ちも綺麗なカラーもこちらから提案できます。
ここで大切にしてるのは、「別の提案」を「する」んじゃなくて「できる」ようにしていることです。
想像力が必要ですよね。
「ムラサキも好き+色落ちがキレイだと嬉しい」であれば別の提案はあまり必要ない、
ですが
「ムラサキにしたいわけじゃないけど色落ちは気にしたいな」
であればこちらからできる提案の幅は広がるわけです。
今回はカラーを例にしましたが同じようなことは実はカットでもパーマでも髪質改善でも起こっているわけです。
「ここまで考えてるよ」
が伝われば
「この人はわかってるわ」
って思ってもらうなんて簡単なんです。
【なりたくないスタイル】
お客様のなりたいスタイルがわかったら施術にはいるわけなんですが、その前になりたくないスタイルも聞いておきましょう。
コレが一番事故を減れすことができます。
「ショートカットにしたい」という要望にこちらは手順や展開図をイメージし始めるわけですが、お客様的にやってほしくないことがなにか一つあるはずです。
もしお客様が過去に行ったサロンで梳かれすぎてトラウマがあれば梳いてほしくないし、ブリーチで髪の毛が千切れてしまっていたら強いブリーチはしてほしくないし…
お客様はこの街で一番美しく、かっこよくなりたいわけではありませんので、現状が少し良くなれば満足、期待を超えれば大満足なんですね。されたくないスタイル、方法は取らないように聞いておきましょう。
【まとめ】
美容室におけるお客様の評価はなかなかシビアで、基本的に減点方式で行われます。
加点なんてよっぽどありません。ドリンクサービスとか本当にこだわって客層とマッチしていないとよっぽどリターンないです。
話が少しそれましたが、
その中でより多くの方から選んでいただくためには減点となりやすい項目を丁寧に分析して減らして行くに限ります。
今回はリピート率を上げるために真っ先に見直すべき【カウンセリング】を今解説しました。
冒頭にも書きましたが思いやりがすべてです。
思いやりを意識すればコレであなたも公私共に人気美容師です。